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“悪魔の左足”片鱗見せた!!神戸新加入タイ人DFが「夢」のJリーグデビュー

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後半30分から出場して、夢だったJリーグデビューを飾ったDFティーラトン(左)

[2.23 J1第1節 鳥栖1-1神戸 ベアスタ]

 ヴィッセル神戸に期限付きで新加入したタイ代表DFティーラトンが、「夢」のJリーグデビューを飾った。

 23日の鳥栖との開幕戦にベンチ入りしたティーラトンは、後半30分から出場。すると同34分にはゴール前の絶好の位置からのFKで、得意の左足を振り抜く。これは惜しくもGK権田修一の好セーブに阻まれたが、得意の左足から放たれる正確なキックは今後への可能性を示した。

 15年のG大阪とのACLの2試合で直接FKと直接CKを叩き込み、昨年も鹿島を相手に直接FKを蹴り込んだことで“悪魔の左足”と恐れられるティーラトンのキック。片鱗を見せた27歳は、「僕の夢はJリーグでプレーすることだった。今日、夢が叶った」とまずは喜びを語る。

 またFKの場面については、「ルーカス(・ポドルスキ)からは『自信があるか』と聞かれて、『もちろんある』と答えた。それで蹴ることが出来た」とキッカー決定の経緯を明かすと、「FKはもっとできるはず。もっといいFKを蹴れるように、これから練習したい」と意欲的に話した。

(取材・文 児玉幸洋)
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