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今夏のイカルディ移籍が現実味?レアルやパリSGにとって違約金145億円は問題なし

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インテルがFWマウロ・イカルディへ届くビッグクラブからのオファーに戦々恐々

 インテルがエースFWマウロ・イカルディの流出危機にあると、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が報じている。

 先日、イカルディの妻であるワンダ・ナラさんが、「ビッグクラブの2チームが夫の獲得に興味を示している」と発言したことで注目を集めた。インテル幹部はすぐさま、「監督の構想上、イカルディは重要な選手だ。(ルチアーノ)スパレッティが言ったように、イカルディにはストライプのユニフォームが似合う」と述べ、火消しに回った。

 だがイカルディには、無地のユニフォームを採用するクラブから、インテルが震え上がるようなオファーが届くことが予想されている。レアル・マドリーパリSGにとって、イカルディの契約解除に必要な1億1000万ユーロ(約145億円)の資金調達は問題とはならない。さらにインテルでは到達不可能な年俸900万ユーロ(約12億円)を用意することも可能だ。

 このためインテルがイカルディ流出を防ぐ現実的な案は、当然ながら契約を延長し、年俸および契約解除の際の違約金を引き上げることだと考えられている。万が一、イカルディを手放すことになってもより好条件が期待できるからだ。

 アルゼンチン代表FWは常にインテル愛を公言してきたが、インテルは今季も不振に陥っており、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権の獲得は定かではない。レアルやパリSGのように世界の舞台で活躍するトップクラブへのステップアップに心惹かれる可能性は十分にある。1月には、インスタグラム上に、「サヨナラを言う可能性が高くなりつつある」と書かれた画像を掲載し、インテルファンの間で憶測を呼んだ。今夏の移籍市場へ向けて、今後の動向は注目されるところだ。

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