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清水期待の“新星”が躍動!19歳DF立田悠悟、J出場2戦目でプロ初ゴール

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[3.3 J1第2節 神戸2-4清水 ノエスタ]

 清水エスパルスの“新星”が躍動した。開幕から2試合連続で先発したU-21日本代表DF立田悠悟が記念すべきプロ初ゴール。「自分は攻撃が苦手」と話す19歳が嫌な流れを断ち切る勝ち越しゴールをもたらし、勝利を決定づけた。

 後半24分に2点差を追いつかれ、苦しい展開に陥ったチームを若武者が救った。「相手がちょっと引いていたので、自分がいったら点を取れるんじゃないかと思っていった」。3分後の後半27分、右サイドで粘ったMF金子翔太が立田にパス。「今までやってきたことが出たかな」と、相手のマークにも倒れないフィジカルの強さでキープし、角度のない位置から右足シュートでニアを破った。

 清水ユース出身の立田はプロ2年目。トップチームに昇格した昨季はルヴァン杯3試合に出場したが、リーグ戦は2試合にベンチ入りしただけ。チーム事情により、本職ではない右サイドバックで開幕スタメンをつかみ、念願のJデビュー。流れを読んで攻撃に参加し、出場2試合目で初得点をマークした。

 3-2と勝ち越しに成功した清水は後半37分、金子がダメ押しの4点目を沈めて打ち合いを制し、今季初勝利を手繰り寄せた。試合を通してFWルーカス・ポドルスキら攻撃陣に攻め込まれたが、「みんなで守って勝つことができたので良かった」と安堵した。

 開幕節で鹿島と0-0で引き分け、今節は打ち合いを制して初白星。昨季は残留争いに巻き込まれたが、新シーズンは1勝1分で好スタートを切った。スタメン定着へ、存在感を高める立田は「我慢強く、いい戦いができてる。次も勝てるように準備していきたい」と開幕ダッシュに意欲を燃やした。

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