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互いに2試合連続ドロー…新潟FW矢野が2戦連発、追いついた京都は今季初勝利ならず

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[3.11 J2第3節 新潟1-1京都 デンカS]

 J2リーグは11日、第3節2日目を行った。デンカビッグスワンスタジアムではアルビレックス新潟京都サンガF.C.が対戦し、1-1で引き分けに終わった。

 メンバーを変えて臨んだ7日のルヴァン杯・仙台戦では、1点ビハインドも引き分けに持ち込み、公式戦3試合負けなし(1勝2分)の新潟。前節・松本戦(1-1)から3人を変更し、GK大谷幸輝とDF堀米悠斗、MF小川佳純を起用した。一方、開幕から1分1敗の京都は前節・福岡戦(2-2)から1人を変え、大卒ルーキーのMF重廣卓也(←阪南大)がプロ初先発を果たした。

 入りが良かったのは京都だった。だが、新潟は前半14分、相手のパスミスからDF安田理大が思い切りよく右足ミドル。これで左CKを獲得すると、キッカーの小川が右足で入れたボールにFW矢野貴章がうまく飛び込み、ヘディングシュートを叩き込んで先制点。矢野は2試合連続ゴールとなった。

 1点を追う展開となった京都だが、すぐさま同点に追いつく。前半19分、左サイドで獲得したFKからキッカーのMF仙頭啓矢が右足でクロスを入れる。ニアに飛び込んだDF染谷悠太が頭で合わせ、同点のゴールネットを揺らした。京都は新潟にボールを持たせながらも、シュートまで持ち込むシーンを多く作り、前半を1-1で終えた。

 後半の立ち上がりは新潟が前からプレスに行き、攻撃のリズムを作ろうした。16分には、FW河田篤秀に代えてFWターレスを入れ、攻勢を強めると、18分に決定機。MF加藤大の右CKからニアのターレスが頭でフリックし、DFソン・ジュフンが打点の高いヘディングシュートを放つが、惜しくもクロスバー上へ外れてしまった。

 なかなか決定的なシーンを作ることができない両チーム。京都は後半24分にFW岩崎悠人をMF湯澤洋介に、43分に前線でターゲットとなっていたFWレンゾ・ロペスをFW大野耀平に代える。対する新潟は31分、加藤に代えてMF高木善朗、40分には今季初スタメンの堀米に代えてDF川口尚紀を入れ、交代カードを使い切った。

 アディショナルタイムは3分。新潟は早い段階で前線のターレス、矢野を目掛けてロングボールを放り込むが、崩し切るに至らない。京都もセットプレーでDF田中マルクス闘莉王が上がり、最後まで勝ち越しゴールを目指したがスコアは動かなかった。試合は1-1のままタイムアップ。互いに2試合連続でドローとなった。

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