アーセナルのチェコ代表GKペトル・チェフが11日、プレミアリーグ第30節ワトフォード戦でプレミアリーグ通算200回目のクリーンシートを達成した。

　アーセナルは昨年12月16日の第18節ニューカッスル戦以来、12試合ぶりの完封勝利。199回目を達成してから約3か月、“足踏み”が続いていた。チェフは「11試合を待たなければならなかった。フラストレーションの溜まる時期だった」と、偉業達成までの期間を率直に振り返った。

　後半16分にはFWトロイ・ディーニーのPKを完璧に止めたチェフ。『ESPN』は「この日の最大の盛り上がりは、チェフがトロイ・ディーニーのPKを止めた場面だった」と報じた。昨年10月14日に行われたプレミアリーグ第8節ではディーニーに同点PK弾を許し、最後は逆転負けを喫していただけに、その雪辱を晴らした。

　チェルシー戦でサポーターに中指を立てるなど、“問題児”として知られるディーニーはその試合後、アーセナルを侮辱するコメントを残していた。同メディアは「ワトフォードのストライカーは10月の発言でアーセナルのファンの怒りを買い、試合中は絶えずブーイングの対象となっていた」と伝えている。

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