ベティスは、以前からエイバルMF乾貴士に強い関心を寄せていたようだ。スペイン『マルカ』が報じた。

　今季終了時にエイバルとの契約が満了する乾。エイバルから2年の契約延長オファーを受け取っていたとみられるが、ここにきてベティスが獲得に近づいている。

　ベティスは先に行われたリーガ・エスパニョーラ第28節でアラベスと対戦した。この遠征に、普段であれば帯同しないスポーツ部門副会長セラ・フェレール氏、ゼネラルディレクターのフェデリコ・マルティネス氏、弁護士のホセ・ルイス氏が加わっていた。その目的は、乾の代理人と接触することだったとされる。

　報道によれば、そこでベティスは「乾との交渉を成立させた」という。その後、代理人を通じて、エイバル側に契約延長しない旨が伝えられた模様だ。

　またベティスは、しばらく前から乾を追跡していたようだ。攻撃フットボールを信奉するキケ・セティエン監督が就任した昨年夏、同監督の要望により、ベティスは乾獲得を試みていた。だが当時は乾が契約を1年残していることから、エイバルが交渉に応じなかったとみられている。

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