MLS(メジャーリーグ・サッカー)のLAギャラクシーに加入したFWズラタン・イブラヒモビッチは、ファンが求めていたものを提供できたと感じているようだ。アメリカ『FOX』が伝えた。

　イブラヒモビッチは3月31日に行われたロサンゼルスFCとのダービーマッチでデビュー。71分から途中出場を果たすと、直後に35ヤードを超えるロングシュートで同点弾を奪う。さらに試合終了間際、クロスに頭で合わせ逆転弾をマーク。最高の形でデビュー戦を終え、イブラヒモビッチはインタビューで印象的な言葉を残した。

「ファンは『僕らにはズラタンが必要なんだ』と言っていた。だから俺がズラタンを与えてやったまでさ。とても満足している。アドレナリンにあふれているよ。こういったゴールの後に感情を言葉で表すのは難しいよ」

「俺はこれまで新しいクラブに来るたび、最初の公式戦でゴールを奪ってきた。だから失望させることはできないと思っていたし、点を取らなければならなかった」

　3点差をひっくり返し、3試合ぶりの勝利を手にしたLAギャラクシー。「この調子で続けていかないとね」と語るイブラヒモビッチの存在はあまりに大きい。