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豪クラブのサポーターが応援をボイコット?規制強化に反発「存在を否定されかけている」

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 ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)のサポーター集団である「レッド・アンド・ブラック・ブロック(RBB)」は、今季の残り試合全てで応援をボイコットすることを発表した。

 ワンダラーズは2月に行われた試合で、サポーターの発煙筒の使用や挑発行動などを行ったとして、オーストラリアサッカー連盟(FFA)より処分を受けた。これにより、クラブは1試合で応援エリアを封鎖。さらにRBBに対し、応援リーダー用エリアの撤去や警官増員を通告していた。

 しかし、クラブの対応に納得のいかないRBBは、Facebook上で今季残り試合での応援を取りやめることを発表している。

「このクラブのバッジやカラーのために生きている我々にとって、今回の決断は自らを焦がすほど苦々しいものだ。今回の決断は、来季により強く大きくなって戻ってこれるよう、全ての関係者と再度話し合いの場を持つためのものだ」

「今回の規制強化により、サポーターグループは苦しめられ、存在を否定されかけている。我々は、引き続きチームをサポートするよう推奨している。しかし、様々な規制強化が進んでいるため、今季の残り試合(決勝トーナメント含む)において組織立った応援は行なわない」

 なお、クラブ側は取材に対し、RBBの決定についてはコメントをしないと答えた。
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