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[プレミアリーグWEST]交代出場選手活躍のG大阪ユース、1年生FW唐山は勝ち越し弾

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後半41分、1年生FW唐山翔自の勝ち越しゴールにガンバ大阪ユースイレブンは大興奮

[4.8 高円宮杯プレミアリーグWEST第1節 G大阪ユース 5-5 名古屋U-18 ヤンマー]

 ガンバ大阪ユースは交代出場の選手たちが魅せた。2-3と1点リードされて迎えた後半14分に投入されたFW塚元大(2年)は22分にMF丹羽匠(3年)のスルーパスから左足で同点ゴール。さらに、直後に投入された1年生FW唐山翔自がファーストタッチでスルーパスを通すと、右中間を抜け出した塚元が右足ダイレクトで決めて逆転に成功した。

 4-4とされた直後の41分には、丹羽のループパスからDF2人との競り合いを制した唐山が、DFの動きをよく見てからの右足シュートを決めて再び突き放して見せる。5-5に追いつかれて終えたことによってヒーローになることができなかった唐山だが、實好礼忠監督はプレミアデビュー戦でゴールを決めた1年生FWについて賛辞を並べていた。

「いいものを持っていますよね 基本、物怖じする感じはない」と實好監督。この日のプレーについても「良さを十分に出してくれた」と評価していた。新1年生に対して「自然に」ストライカー番号「9」を与えるなど、指揮官も大きな期待を寄せている。

 その期待にまず一つ応えた唐山は「開幕戦は緊張しました。ゴールは自分の良さが出たと思います」。ヤンマースタジアム長居の広さに緊張しながらも楽しんでプレーし、結果を残した注目ルーキーが今後もゴールを連発する。

(取材・文 吉田太郎)
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