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ローマ指揮官、バルセロナ戦で奇跡の大逆転に意欲「偉業を見せるチャンス」

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欧州CL準々決勝第2戦でバルセロナと対戦するローマ

 10日に行われるバルセロナとのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第2戦に向けて、ローマエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督およびMFラジャ・ナインゴランが記者会見に出席し、意気込みを語った。

 バルセロナの本拠地カンプ・ノウで行われた第1戦では、OGにより2得点を献上するなど合計4失点を喫し、1-4で敗れた。第2戦ではホームで反撃を試みることになるが、準決勝進出は厳しい状況になっている。指揮官ディ・フランチェスコはホームの観客を武器に逆転を夢見る。

「現在、バルセロナ戦が最も重要な試合なので、ベストメンバーで挑む。明日は、偉業を見せるチャンスだ。これまでも偉業を成し遂げてきているので、考えられないかもしれないが信じてみよう。何度チャンスがあるか分からないが、ゴール前では冷静になり、得点に結びつけなければならない。観客は我々のもう1つの武器になるだろう。だが自分たち自身が素晴らしいプレーを見せて、観客を鼓舞しなければならないと思う」

 またディ・フランチェスコはバルセロナのエース、FWリオネル・メッシに言及。第1戦で無失点に抑えたことを前向きにとらえた。

「CLにおいてホームではチームとして機能することができた。アウェーで相手にチャンスを与えてしまったのは、バルセロナ戦でも同じだ。メッシのコンディションが良くないと言っていたが、日曜日の試合(レガネス戦)でハットトリックを決めている。ならば我々は、彼を上手く封じていたということだ。明日も同じように対処しなければならない」

 また第1戦の遠征に帯同したものの、太もも負傷の影響により、観客席から試合を見守ったナインゴランは、バルセロナ戦のピッチに上がることを心待ちにしている。

「子供の頃からこの試合でプレーするのは夢だった。バルセロナのようなチームに対しても、良いプレーができる、相手を脅かすことができると信じてピッチに入りたい。これまで何もタイトルを獲れていないが、俺はいつも勝利を目指しプレーしている。常勝クラブで優勝するのはもっと簡単だろうけど俺は1番難しい道を選ぶ。いずれタイトルは獲れるはずだ」

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