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熊本は『熊本地震復興支援マッチ』を白星で飾れず…今季無敗の東京Vとスコアレスドロー

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[4.15 J2第9節 熊本0-0東京V えがおS]

 J2リーグは15日、第9節を行った。えがお健康スタジアムではロアッソ熊本東京ヴェルディが対戦し、スコアレスドローに終わった。

 2016年4月14日に発生した熊本地震から2年というタイミングで開催されることもあり、この試合を『熊本地震復興支援マッチ』と銘打って開催。負けられない戦いに臨んだ熊本は前半12分、左サイドからMF黒木晃平がクロスを供給し、FW安柄俊がヘディングシュート。前半、熊本は安柄俊を中心に気持ちの入ったプレーを披露したが、ゴールネットを揺らすことができなかった。

 今季開幕から8試合無敗(3勝5分)の東京Vも球際で強さを発揮。FWドウグラス・ヴィエイラ、FWカルロス・マルティネスを中心にゴールに迫ったが、前半は得点を挙げることができず。後半立ち上がりの2分、FW登録された奈良輪雄太が左サイドから中央へパス。PA左手前のMF井上潮音がファーストタッチから素早く右足を振り抜くが、わずかにゴール右へ外れた。

 一進一退の攻防が続く中、熊本は後半17分、左サイドの敵陣中央から黒木が右足でクロスを上げ、安柄俊が打点の高いヘディングシュートを放つが、クロスバー上に外れる。24分には東京Vベンチが動き、C・マルティネスに代えてMF梶川諒太を投入。直後には、梶川とMF渡辺皓太で相手ゴールに迫り、左サイドから梶川が上げたクロスを渡辺がヘッドもゴール右に外れてしまう。

 後半31分にMF上村周平を送り込んだ熊本は、36分に左サイドのMF八久保颯が浮き球パスを送り、黒木がファーストタッチで相手をかわしてPA左深くからマイナスに折り返す。そこに安柄俊が飛び込んだが、DF平智広の体を張った守備でシュートは打てず。これで得た左CKから最後は 上村が左ポスト付近から右足を振り抜くが、GK上福元直人に阻まれた。

 何としても1点が欲しい熊本は、後半42分にFW皆川佑介に代えてFW巻誠一郎を投入する。しかし、5分と告げられたアディショナルタイムでもスコアは動かず、0-0のまま試合終了。勝ち点1を分け合う結果に終わった。

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