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同勝ち点対決は東京Vに軍配、10人の水戸に3発完封勝ちで無敗キープ

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[4.21 J2第10節 東京V 3-0 水戸 味フィ西]

 J2リーグは21日、第10節を行った。味の素フィールド西が丘では、勝ち点15で並ぶ東京ヴェルディ水戸ホーリーホックが対戦し、3-0で東京Vが勝利。開幕から10試合負けなし(4勝6分)とした。水戸は3試合ぶりの黒星を喫した。

 試合は前半10分に動いた。右CKを獲得した東京Vは、キッカーのMF井上潮音がゴール前に蹴り込むと、FW林陵平が頭で落としたボールをDF畠中槙之輔が右足で合わせ、先制点。ホームの東京Vが先にスコアを動かした。16分には、FWドウグラス・ヴィエイラが右サイドへ展開し、林が相手と体を入れかえてグラウンダーのクロスを供給。ニアにMF渡辺皓太が飛び込んだが、決め切れなかった。

 対する水戸は前半33分、MF木村祐志の右CKからDF伊藤槙人がヘディングシュートを放つもクロスバー上。40分には、MF小島幹敏とのワンツーからMF黒川淳史がPA右手前まで進入し、前方のFW岸本武流へパスを送る。岸本は反転から右足を振り抜くが、シュートは枠の上に外れてしまった。

 水戸はハーフタイムでFWジェフェルソン・バイアーノに代え、FW宮本拓弥を入れる。後半も東京Vペースで試合が進む中、8分に水戸のDF福井諒司が2枚目のイエローカードを受けて退場。1人少なくなった水戸は15分に、木村を下げてMF伊藤涼太郎をピッチに送り込んだ。

 東京Vは後半24分、林に代えてFWアラン・ピニェイロを投入。26分には、敵陣中央でインターセプトした渡辺がそのままドリブルで仕掛け、PA手前から右足を振り抜くが相手に当たって右CKを獲得する。すると、井上の右CKから飛び出したGK本間幸司が触れず、DF平智広が頭で落としたボールをドウグラスがヒールで流し込み、2-0。数的優位の東京Vがリードを広げた。

 後半35分にも東京Vに決定機。右サイドからアラン・ピニェイロがPA右に進入し、丁寧に中央へ折り返す。これをドウグラスが左足で合わせるが、わずかに枠を外れる。それでも45分、カウンターからアラン・ピニェイロがループシュートを決め、ダメ押し。東京Vが3-0で勝利し、5試合失点なしで3試合ぶりの白星を飾った。

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