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前線で強さ、激しさ見せた家長は先制OGも誘発「嫌やろなっていうところに」

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[4.21 J1第9節 川崎F4-1鹿島 等々力]

 川崎フロンターレは公式戦7試合ぶりの勝利で6位から3位に浮上した。鹿島との対戦で球際激しいバトルが繰り広げられる中、MF家長昭博が強さを見せ、攻守に迫力を持ってプレー。深い位置まで守備に戻り、ヒートアップしてイエローカードを受ける場面もあったが、戦う姿勢を示し続けた。

「勝てていない中で、自分がこのチームで何をしないといけないか考えた。何をしたら勝利に近づくのかを整理して試合に入りました」。積極的な仕掛けから、前半5分には先制点となるオウンゴールを誘発した。

 DF谷口彰悟の縦パスで抜け出した家長はPA内右を縦に仕掛け、DF昌子源をかわして右足でグラウンダーのクロスを供給。「あそこに入れられたら嫌やろなっていうところに入れた」。これが相手のオウンゴールを誘発し、クリアを試みたMF三竿健斗がスライディングでゴールに押し込む形となった。

 連動した攻撃から2点目、3点目が生まれ、リーグ戦では6試合ぶりの複数得点。「俺と知念と阿部ちゃんが走る量がもっと必要だと感じていた。空走りでも走らないと。今日はいい方向に出たと思う」。最後まで攻撃を牽引し、後半36分には絶妙なスルーパスを通してFW大久保嘉人のゴールをアシスト。「嘉人さんが走ってくれたタイミングでしっかり出せたので、良かったです」と喜んだ。

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