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圧巻のヘッド“5連射”…FW仲間が1G1Aの岡山、熊本に快勝で4戦負けなし

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古巣戦で1ゴール1アシストの活躍を見せた岡山FW仲間隼斗

[4.28 J2第11節 岡山3-1熊本 Cスタ]

 2位ファジアーノ岡山がホームで6位ロアッソ熊本に3-1で勝利した。前半20分に熊本のFW皆川佑介に先制点を奪われたが、同34分に古巣対戦のFW仲間隼斗、後半3分にDF濱田水輝が決めて逆転。同21分にはオウンゴールで突き放し、3試合ぶりの白星で4戦負けなし(2勝2分)となった。

 立ち上がりからアグレッシブに攻める岡山は前半11分に左CKを獲得すると、キッカーのMF上田康太が左足でクロスを送る。PA内中央のFW赤嶺真吾が高いジャンプからドンピシャのヘディングシュートを放つが、クロスバーを直撃した。

 前半13分には上田がPA内左から再び左足でクロスを上げ、ゴール前の赤嶺が頭で合わせる。だが、これも枠の右に外れ、チャンスを生かせなかった。

 するとアウェーの熊本が前半20分にカウンターを発動させる。ドリブルでPA内右に進入したMF田中達也は一度足を滑らせるが、ターンから縦に持ち出し、右足でクロスを供給。ファーの皆川がヘッドでゴール左に押し込み、先制点を挙げた。

 皆川の3試合ぶりとなる今季4点目が生まれた熊本。前半36分には田中のヘディングが右ポストを叩くなど、徐々に試合はオープンな展開となっていく。

 失点後も攻め手を緩めなかった岡山は前半34分に同点ゴールを奪う。敵陣浅い位置で赤嶺のヘディングのパスを受けた仲間が、相手に囲まれつつ浮いたボールを1回、2回、3回、4回と頭で突き出しながら前に運び、右サイドのFW齊藤和樹に展開。一度PA内中央に向かって走った仲間は齊藤がクロスを送る瞬間に体の向きを変えると、ニアに低い体勢で飛び込み、“5回目”のヘッドを押し込んだ。

 仲間は2試合ぶりの先発復帰で今季初ゴール。岡山は勢いそのままに後半3分には試合をひっくり返す。ロングスローの流れから、PA内左へのこぼれ球に仲間が反応。左足でシュート性のボールを入れ、ゴール前の濱田がヘディングを決めた。

 濱田の第5節・京都戦(1-0)以来となる今季2ゴール目で2-1と逆転した岡山。後半21分には右サイドのMF椋原健太が右足でアーリークロスを送ると、戻りながら対応したDF青木剛が右足で触ったボールがGK佐藤昭大の左足に当たり、ゴール右に吸い込まれた。

 古巣熊本戦で1ゴール1アシストの活躍を見せた仲間は、後半36分にMF武田将平との交代でお役御免。2点のビハインドを負った熊本は最後まで打開策を見いだせず、5試合ぶりの黒星を喫した。

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