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[Rookie League]中学時代控えも「糧に」頑張り、チャンス得た韮崎MF小泉がゴール

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韮崎高MF小泉拓也は開幕戦でゴール。(写真は桐光学園高戦)

[4.29 Rookie League B Group第1節 帝京高 2-1 韮崎高 時之栖うさぎ島5]

 山梨の伝統校・韮崎高は29日の「2018 Rookie League」B Group第1節で帝京高と対戦。風下だった前半の40分、MF村松壮のアシストからMF小泉拓也が先制ゴール。ほかにもMF渡辺峻輔のインターセプトからFW望月馨太が抜け出してシュートへ持ち込むなどチャンスを作っていた。

 また、我慢強い守りで試合を進めていた韮崎だが、後半5分に追いつかれると、試合終了3分前の42分に勝ち越し点を奪われてしまう。1-2で逆転負け。歓声を上げ、喜びを爆発させる帝京の隣で韮崎の選手たちは悔しさを露わにしていた。
 
 小泉は「最後まで粘り強くできなくて、最後取られて逆転されたので悔しい」。その小泉は中学時代に所属したCIELOで控え選手だったのだという。だが、中学時代の実績関係なく、調子の良い選手を起用する方針の韮崎でチャンスを得てゴールも決めた。

 本人は「中学の時、あんま出ていなかったのでそれを糧に頑張りたいです」と高校での飛躍へ気合十分。スピードを活かした縦への突破とクロスを特長とするアタッカーは「山梨県で何回も全国出ている高校で勉強も頑張りたいし、韮崎で全国出たいと思った。勉強も部活も両方頑張ってその先でもしっかりできるようにしたい」と意気込んでいる。

 続く30日の桐光学園高戦はボールを支配され、押し込まれる中で我慢の展開。食い下がり、速攻から攻め返してもいたが、チームは0-7で2連敗となった。この悔しさもバネに成長するだけ。昨年はRookie Leagueでの活躍を認められてAチームに昇格していった選手たちがいる。チーム内の競争やRookie Leagueでアピールしてチャンスを掴む。

(取材・文 吉田太郎)
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