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悲願の欧州制覇目指すパリSG、カンテ獲得へ本腰も…立ちはだかる2つの障害

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パリSGがMFエンゴロ・カンテの獲得に本腰を入れている

 パリSGは、チェルシーMFエンゴロ・カンテ獲得に本腰を入れているようだ。『Goal』の取材で明らかになった。

 今シーズン、FWネイマールやFWキリアン・ムバッペの獲得など超大型補強を敢行して臨んだパリSG。圧倒的な強さでリーグ1優勝を決め、国内3冠の可能性も残すなど、フランスを席巻した。

 しかし、最大の目標に掲げていたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)では、決勝トーナメント1回戦で王者R・マドリー相手に2試合合計2-5と完敗。力の差を見せつけられての敗退となった。そのため、来季の欧州制覇へ向け今夏も大型補強を行うと見られている。

 パリSGは、最大の補強ポジションを中盤の守備的なポジションに設定。カンテ獲得に動き出しているという。

 しかし、この守備のスペシャリスト獲得に大きな障害も。第一にチェルシーは売却に乗り気ではなく、このフランス代表MFの移籍金は1億ユーロ(約131億円)以上を要求する見込みである。

 さらに、昨夏の大型補強がUEFAの定めるファイナンシャル・フェアプレーに抵触する恐れがある。クラブは4月20日にUEFA本部で公聴会を行ったが、カンテを獲得するためには、移籍金と同額程度の金額を選手売却で調達しなければならないようだ。

 なお、パリSGはチェルシーGKティボー・クルトワの問い合わせも行ったが、正式なアプローチはまだ決めかねていることがわかっている。

 悲願の欧州制覇へ向け、守備陣の補強を画策するパリSG。今夏も世界中を驚かせるような大型補強に動くのだろうか。
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