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PKによる1失点に泣いた浦和…GK西川「負けた次が大事」

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[5.5 J1第13節 鹿島1-0浦和 カシマ]

 0-1の完封負けを喫した。当然、悔しさはある。しかし、浦和レッズGK西川周作は、「負けた次が大事」と視線を前へと向けた。

 危機は前半25分に訪れた。PA内で仕掛けたMF永木亮太に対してMF青木拓矢がファウルを犯してしまい、PKを献上。浦和の選手は西村雄一主審に抗議したものの、西川は「PKになったときは自分のプレーに集中しようと思っていた」と集中力を高めていた。PKキッカーを務めたFW金崎夢生にネットを揺らされるも、「決められた後も集中を切らさず、来るシュートに対して良い準備が続けられたと思う」とその後はゴールマウスを捉える鹿島のシュートを防ぎ続けた。

「1点差だったら、仲間が必ず点を取ってくれると信じていた」。しかし、特に後半は浦和が押し込む時間帯が続き、好機も幾度となく作ったが同点ゴールが生まれないまま、試合終了のホイッスルが吹かれた。「今日はチャンスを多く作る中で点が入らなかった。こういう日もあると思うし、負けた次の試合が大事だと思う」と気持ちを切り替える。

 第13節を終えて13失点。「後ろは、できるだけ最少失点で抑えないといけない危機感もある。失点数を意識しながら戦っていきたい」。次節鳥栖戦は、9日のルヴァン杯名古屋戦を挟んで13日に行われる。鳥栖戦を無失点で切り抜ければ、1試合平均失点は1点を切ることになる。「次の試合で無失点に抑えて、チームを勝たせたい」と意欲を燃やした。

(取材・文 折戸岳彦)
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