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ブッフォンが今季限りでユーベ退団…去就については「いくつかのオファーがある」

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GKジャンルイジ・ブッフォンが今季限りでのユベントス退団を発表した

 ユベントスのイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォン(40)が17日に記者会見を行い、今季限りでユベントスを退団することを発表した。

 会長のアンドレア・アニェッリ氏と会見に臨んだブッフォンは「土曜日がユベントスでプレーする最後の試合になる」と、19日にホームで開催されるセリエA第38節のベローナ戦がユベントスの選手としてのラストゲームになると明言。今後については「いくつかの非常に興味深いオファーを受けている」と明かし、来週中に決定すると話した。

 パルマの下部組織で育ったブッフォンは17歳だった1995-96シーズンにトップチーム昇格を果たし、1995年11月のミラン戦でセリエAデビュー。2001年7月にGKとして当時史上最高額となる移籍金でユベントスに加入した。

 移籍1年目からスクデット獲得に貢献すると、2002-03シーズンには連覇を達成。2006-07シーズンにイタリアサッカー界を揺るがすカルチョ・スキャンダルでユベントスはセリエB降格を余儀なくされたが、ブッフォンはチーム残留を決意し、名門復権に尽力した。ユベントスではセリエAで9回、コッパ・イタリアで4回、イタリア・スーパー杯で5回の優勝を経験するなど、19個のタイトル獲得に貢献している。

 ユベントスの選手としては、これまで公式戦通算655試合に出場。また、イタリア代表では1997年10月にデビューを飾り、国際Aマッチ通算176試合に出場している。2006年のドイツW杯では7試合2失点の安定した守備でイタリアを優勝に導いた。

 ユベントスで17年プレーしてきたブッフォンは「私にとってユーベは家族であり、家族の1人として受け入れられていることを光栄に思っているよ」とクラブへの感謝を述べている。

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