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ブッフォン・ラストゲーム…ユーベが有終の美を飾る、チームメートも惜別のコメント

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GKジャンルイジ・ブッフォンがユベントスを去った

[5.19 セリエA第38節 ユベントス2-1ベローナ]

 セリエAは19日、第38節を行った。ユベントスは本拠地アリアンツ・スタジアムでベローナと対戦し、2-1で勝利。退団を表明しているGKジャンルイジ・ブッフォンは先発出場し、後半19分には観客に涙と拍手で見送られながら、途中交代でユベントスのピッチを去った。

 前節のローマ戦(0-0)で史上初となる7連覇を達成したユベントスは、優勝を喜ぶサポーターとともにホームで最終節を戦った。前半はベローナの好守により0-0で折り返したが、後半4分には先制に成功。MFドウグラス・コスタの左足シュートのこぼれ球をDFダニエレ・ルガーニが押し込んでゴールを決めた。7分にはMFミラレム・ピャニッチが圧巻のFK弾でリードを2点に広げた。

 後半19分、ユベントスはブッフォンに代えてGKカルロ・ピンソーリョを投入。スタジアム全体がスタンディングオベーションで偉大な守護神を見送り、ブッフォンは涙と笑顔を浮かべながら、ゆっくりとピッチを後にした。後半31分にはベローナに得点を許したものの、ユベントスは2-1で最終節を勝利。ブッフォンの有終の美を飾り、試合後には優勝セレモニーで喜びを再び噛みしめた。

 チームメートたちはブッフォンに感謝のコメントを寄せる。ピャニッチは「私にはジジと一緒にプレーするという特権があった。彼の未来が最高のものになることを願っている。私たちはずっと友達だ」と語る。DFメフディ・ベナティアは「ブッフォンがいなくなるのが本当に悲しい。彼がいなくなるとぽっかりと大きな穴ができるよ」と哀しみを表現。代表でもともに戦ってきたDFアンドレア・バルザーリは「ブッフォンと私は素晴らしい関係を築いてきた。私たちは彼のスペシャルなリーダーシップを失うことになる」と偉大な守護神の退団を惜しんだ。

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