レアル・マドリーは昨シーズンと同じ11人を送り出し、指揮官の采配がズバリ的中した。

　26日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝がウクライナのキエフで行われ、レアル・マドリーはリバプールと対戦。昨シーズン決勝と同じ11人を送り出したレアルは、スコアレスで迎えた後半6分にFWカリム・ベンゼマがラッキーな形で先制点を奪うが、4分後にセットプレーから同点を許してしまう。

　すると、ジネディーヌ・ジダン監督が動き、MFイスコに代えてMFガレス・ベイルを投入。この交代策が的中する。19分、DFマルセロのクロスからベイルが驚愕のバイシクルシュートを決め、勝ち越しに成功すると、38分にもベイルが追加点を挙げて3-1で勝利。レアルが3年連続13度目の欧州王者に輝いた。

　今季リーガ・エスパニョーラでは3位に終わったが、2016年1月からレアルの指揮を執るジダン監督は、レアルを欧州CLで史上初の3連覇に導き、その優れた手腕を発揮した。

　レアルのスタメンは以下の通り。

GK 1 ケイラー・ナバス
DF 2 ダニエル・カルバハル
DF 4 セルヒオ・ラモス
DF 5 ラファエル・バラン
DF 12 マルセロ
MF 8 トニ・クロース
MF 10 ルカ・モドリッチ
MF 14 カゼミーロ
MF 22 イスコ
FW 7 クリスティアーノ・ロナウド
FW 9 カリム・ベンゼマ

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