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東京学館浦安が幕張総合撃破!準々決勝は習志野とのリベンジマッチに:千葉

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後半14分、東京学館浦安高CB川津思温がゴールを喜ぶ

[6.9 総体千葉県予選決勝T1回戦 東京学館浦安高 2-0 幕張総合高 流通経済大柏高G]
 
 9日、平成30年度全国高校総体「2018彩る感動 東海総体」サッカー競技(インターハイ、三重)千葉県予選決勝トーナメント1回戦が行われ、関東大会予選4強の東京学館浦安高と幕張総合高が対戦。東京学館浦安が2-0で勝ち、準々決勝(10日、対習志野高)進出を決めた。

 東京学館浦安は前半終了間際、交代出場でピッチに入っていたMF知久陽(3年)がDFラインとGKの間のスペースへ飛び出してPKを獲得。これをMF今野陽紀(3年)が右足で決めて先制点を奪う。

 対して後半開始から長身FW林航大(3年)を投入した幕張総合はその林やFW大槻一樹(3年)の突破、また身体の向き良く繋ぐパスワークなどで攻め返す。だが、スペースへの攻撃と個々のキープ力も活かして攻める東京学館浦安は後半14分、左SB渡邊航太(2年)の右CKをニアサイドへ走り込んだCB川津思温(3年)が頭で合わせて2-0。そして、攻守にダイナミックな動きを見せる今野や的確なカバーリングを見せる川津、クロスへの対応が安定していたGK大塚悠斗(3年)らが集中した守りでリードを守っていく。

 幕張総合もGK柴崎翔多(3年)が抜け出してきた相手FW高野公貴(3年)の決定的な一撃を執念のストップ。そして右サイドからのオーバーラップやロングスローを見せるSB釘井玲雄(3年)やMF井上寛隆(3年)が中心になって反撃を展開した。そして、決定的なシーンも作り出したが、東京学館浦安GK大塚の好守に阻まれるなど最後まで1点を奪うことができなかった。

 東京学館浦安の準々決勝の対戦相手は関東大会予選準優勝校の習志野。関東大会予選準決勝で0-5のスコアで敗れている難敵から雪辱勝利を目指す。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校総体2018

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