レアル・マドリーの監督を退任したジネディーヌ・ジダン氏が全仏オープンテニスの男子シングルス決勝を観戦した。

　ジダン氏は3年連続でUEFAチャンピオンズリーグ制覇という前人未踏の偉業を達成。しかし、その5日後に突然の退任会見を行い、世界中を驚かせた。会見では「私はクラブをとても愛しているので、この決断を下した。私と皆さんのために変化を与えることがベストだと思うし、来季は(監督を)続けない」と退任理由を説明している。

　肩の荷が下りた名将が再び姿を現したのは、サッカーではなくテニスの試合会場。ラファエル・ナダルとドミニク・ティエムによる決勝戦を観戦し、終始笑顔でベロニカ夫人とリラックスした時間を過ごした。試合はナダルが2年連続11度目の優勝を成し遂げている。