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岡崎の考えは「まったく変わっていない」

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日本代表FW岡崎慎司

 負傷を抱えているが、この場にいる以上、「期待に応えたい」とキッパリと話す。決勝トーナメント1回戦ベルギー戦に向けて別メニュー調整が続いていた日本代表FW岡崎慎司だが、ピッチに立つ“覚悟”はできている。

 負傷が続いた。5月に日本代表に合流した際も、プレミアリーグで足首を負傷した影響で別メニュー調整が続く。100パーセントのコンディションではなかったが、西野朗監督が「チームに絶対に欠かせない」と国内合宿に招集し、W杯メンバーにも選出された。その後も右ふくらはぎ痛を抱えるなど負傷が長引いたが、W杯初戦コロンビア戦、第2戦セネガル戦で途中出場を果たしてチームの勝ち点獲得に貢献。さらに第3戦ポーランド戦では先発出場を飾ったものの、同試合で右足首を痛めてしまった。

 翌日にはベルギー戦が控えているが、「このチームのためにできることがあると信じている」と力を込める。「まず選ばれていることに関して、その期待に応えたい思いがあるし、出たときには何もかも忘れて期待に応えられる思いでいるし、チームの成長を感じながら、そこに自分も貢献したい。ここに来る前と考えはまったく変わっていない」。

 たとえピッチに立てなくても、そして、ピッチに立つことになっても、やるべきことは変わらない。すべてはチームの勝利のために――。「明日も何とか試合に出れると思うし、準備をして戦力になれると思う。それを信じて入れてもらっていると思うので、監督の期待に応えたい」。史上初のベスト8進出のため、チームの力になるため、少しでもコンディションを上げてその時を待つ。

(取材・文 折戸岳彦)

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