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川崎Fが辛くもベスト16進出…水戸は後半AT劇的同点弾もPK戦に屈す

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[7.11 天皇杯3回戦 川崎F1-1(PK4-2)水戸 Ksスタ]

 天皇杯は11日、3回戦を各地で行い、川崎フロンターレ水戸ホーリーホックをPK戦の末に4-2で下した。8月22日の4回戦では湘南ベルマーレと対戦する。水戸は後半終了間際にDF冨田大介の土壇場ゴールで追い付いたが、惜しくも3年ぶりのベスト16進出はならなかった。

 川崎Fは前半4分、さっそく試合を動かした。左からのショートCKからMF中村憲剛が中央にクロスを送ると、FW小林悠が合わせようと試みるも失敗。だが、後方で待っていたDF谷口彰悟がヘッドで狙い、ふわりと浮いたボールがゴールマウスに吸い込まれた。

 だが、その後はDFエウシーニョが惜しいシュートを放つもなかなか得点に結びつかず。水戸も徐々にペースをつかみ、前半を1点差のまま終えた。後半は水戸が優勢を保ったままアディショナルタイム3分、MF船谷圭祐の左CKを冨田がファー気味で合わせ、劇的なゴールで試合を振り出しに戻した。

 延長戦は川崎Fが押し込む場面もつくったが、勝ち越すことはできず。勝負は“ABBA方式”のPK戦に委ねられた。先攻の水戸は冨田が成功。川崎FはFW知念慶、MF下田北斗が連続で決め、水戸もFW岸本武流がしっかり沈めた。

 だが、続いて出てきた船谷のキックは大きく枠外へ。昨年夏に負った全治8か月の大怪我を乗り越え、この日が復帰戦となった男に試練が訪れた。川崎FはMF中村憲剛、MF長谷川竜也が続けて成功。後がない状況で位置についた水戸DF齋藤恵太が失敗し、川崎Fが辛うじて4年連続の4回戦進出を果たした。

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