チェルシーが、ミランに所属するイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマをリストアップしたようだ。イギリス紙『イブニング・スタンダード』が報じている。

　チェルシーでは現在、正守護神を務めるGKティボー・クルトワのレアル・マドリー移籍が取りざたされている。報道によれば、チェルシーはクルトワの移籍に備えて3人のGKをリストアップ。チェルシーのレジェンドで現在はアーセナルに所属するGKペトル・チェフ、ロシアW杯でも評価を高めたレスター・シティのGKカスパー・シュマイケルに加えて、ミランに所属する19歳のGKドンナルンマを候補に挙げているという。

　先月にファイナンシャル・フェアプレー(FFP)への抵触で欧州サッカー連盟(UEFA)から主催大会への参加停止処分を科されたミランは選手売却の必要性が生じており、チェルシーはこの点に付け入る構えのようだ。一方で、ドンナルンマの代理人を務めるミノ・ライオラ氏と良好な関係を築けていないことは、獲得交渉の障害になるとみられている。

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