パリSGのFWネイマールは、W杯優勝を飾ったチームメイトのFWキリアン・ムバッペを称賛した。

　今夏のW杯で、フランス代表の10番を背負ったムバッペは、19歳ながら4ゴールを挙げる活躍を見せて、フランス代表の20年ぶりの優勝に貢献。さらに、同選手は今大会の若手選手に贈られる若手最優秀選手賞も受賞した。

　一方、優勝候補に挙げられながらもベスト8で散ったブラジル代表のエース、ネイマールは失意に沈む中、ムバッペへ祝福の言葉を送った。「もちろん、彼におめでとうと言ったよ。ワールドカップ期間中も話をしたし、準決勝で会おうともしたけれど、残念ながら叶わなかった」

「でも、彼のことをうれしく思う。彼は僕が特別な愛情を抱く少年で、僕の経験を伝えたいと思える少年だ。彼がこれからもさらに良くなることを手助けするつもりでいる」

　ネイマールはW杯を通じて期待されるだけの活躍ができず、またファウルを受けた後に過剰に転げ回る行為に対して多くの非難を浴びていた。そして、ブラジル代表FWはこの件に関しても口を開いた。

「喋っても、喋らなくても全てのことを批判されてきた。だからもうこのようなことには慣れている。でも、悲しかったし、落ち着くまでには時間が必要だった。本当に難しい時間だった」