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格の違いみせたサラーとマネ…リバプールが逆転勝利、シティとのプレミア対決を制す

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同点ゴールを決めたモハメド・サラー

[7.25 ICC マンチェスター・C 1-2 リバプール]

 25日、インターナショナル・チャンピオンズ杯(ICC)が行われ、マンチェスター・シティリバプールとのプレミアリーグ勢対決は、2-1でリバプールが勝利した。

 プレミア王者のシティはMFリヤド・マフレズとGKクラウディオ・ブラーボのほか、MFフィル・フォーデン(18)といった若手が多く先発に名を連ねた。対するリバプールは、GKロリス・カリウスとDFフィルヒル・ファン・ダイク、MFジェームズ・ミルナーといった主力組が多くスタメン起用され、FWモハメド・サラーとMFサディオ・マネといったW杯組もベンチ入りした。

 前半は互いになかなかチャンスを作ることができず、スコアレスに終わった。後半からシティはGKジョー・ハート、MFレロイ・サネ、MFベルナルド・シウバがピッチへ。リバプールはマネ、DFラグナル・クラバン、FWベン・ウッドバーンらを投入した。

 後半6分にシティに決定機。PA右まで持ち込んだFWルーク・ボルトンが中央に折り返し、サネが右足で合わせるがGKカオイムヒン・ケレハーに止められてしまう。それでも12分、シティらしいパス回しからB・シウバがスルーパス。サネが持ち味のスピードで抜け出すと、GKとの1対1を制して先制点を挙げた。

 リバプールは後半17分、サラーとMFマルコ・グルイッチを投入。すると、直後の18分にスコアが動く。敵陣でボールを奪ったリバプールは右サイドからMFラファエウ・カマーチョがクロスを供給。完全にフリーで飛び込んだサラーがヘディングシュートを叩き込み、試合を振り出しに戻した。

 昨季プレミアリーグで得点王(32得点)に輝いたサラーは、エジプト代表として出場するロシアW杯での活躍が期待されたが、レアル・マドリーとのUEFAチャンピオンズリーグ決勝で負ったケガの影響で思うようなパフォーマンスを披露できなかった。だが、この試合では入った直後に結果を残し、後半22分にはマネのクロスからフリーでヘディングシュートも放つなど、前線で脅威となり続けた。

 サラーの投入で完全に流れはリバプール。後半アディショナルタイム3分、右サイドからサラーがクロスを上げると、競り合ったFWドミニク・ソランケがDFトシン・アダラビオヨに倒されてPKを獲得。これを新シーズンから10番をつけるマネがきっちり決め、2-1で逆転勝利した。

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