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柏FW伊東「自分が育ったクラブ」への“恩返し”誓う

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柏レイソルFW伊東純也(左)とヴァンフォーレ甲府のアンバサダーを務める石原克哉

 準々決勝で対戦するのは古巣。そして唯一、J2クラブながらも決勝トーナメントに勝ち上がってきたヴァンフォーレ甲府となった。「しっかり勝てるように頑張りたい」と意気込みを示した柏レイソルFW伊東純也は、自身の成長した姿を見せようとしている。

 抽選会当日、甲府はJ2リーグの試合があるため、一昨季限りで現役を引退し、現在はアンバサダーを務める石原克哉氏が出席。伊東とは1年間ともにプレーしており、「長くサッカーをしてきたけど、サッカー人生で一番速い選手は伊東選手だと、入団したときから思っている」と称賛した。

 その言葉どおり、15年に神奈川大から甲府に加入した伊東は、持ち味のスピードを生かしたプレーでインパクトを残すと、翌年には柏に完全移籍。新天地でも爆発的な加速を武器に存在感を高め、17年12月には日本代表デビューを果たすなど、着実な成長を遂げている。

 そして、「自分が最初に育ったクラブ」と話したように、現在の姿があるのも甲府での1年間があるからだろう。「タイトルを取れるように一つひとつ頑張っていきたい」と、まずは古巣への“恩返し”を誓う。

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