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新戦力躍動で名古屋トンネル抜けた!16戦ぶり勝利で反撃開始へ!!

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新戦力の前田は1ゴール1アシストの活躍だった

[8.1 J1第19節 仙台1-2名古屋 ユアスタ]

 名古屋グランパスが敵地でベガルタ仙台に2-1で勝利し、3月3日の第2節の磐田戦以来となる16戦ぶりの白星を挙げた。今夏、大型補強を敢行した名古屋が、最下位からの反撃に挑む。

 クラブワースト(18戦)に迫っていた名古屋の未勝利が15戦で止まった。

 名古屋は7月22日の広島戦から新戦力のDF中谷進之介、DF丸山祐市、MFエドゥアルド・ネット、MF前田直輝を起用。この日は札幌戦が台風で延期となったため10日ぶりの試合となり、ネットが負傷の影響で欠場したが、また新戦力のDF金井貢史を起用し、16戦ぶりの勝利を目指した。

 試合はいきなり仙台にアクシデントが襲った。前半6分のカウンターの際に、ドリブルを仕掛けようとしたMF矢島慎也を左もも裏を痛めて倒れ込んでしまう。自ら交代を要求するほどの負傷で、担架でピッチを後にした。

 そんな仙台の混乱を突くかのように、名古屋が前半のうちに先制に成功する。前半30分、左サイドに流れてボールを受けたFWジョーがエリア内の前田に当てると、前田の足裏での落としに反応。右足で豪快にゴールネットを揺らす。

 さらに名古屋は前半40分、中央でMF和泉竜司が縦パスを入れると、前田が絶妙なトラップで前を向く。前田の左足弾、移籍2戦目での初ゴールでリードが2点に広がった。名古屋の日本人ゴールは5月20日の玉田以来、今季2ゴール目。

 仙台も後半8分、右サイドからMF蜂須賀孝治が入れたクロスで混戦を作ると、MF中野嘉大の左足シュートは網に引っ掛かったが、倒れ込みながら跳ね返りを押し込むと、今度はゴールまで届き、1点差に詰め寄った。

 仙台はチャンスを作る。後半32分には右クロスを合わせたFW石原直樹のシュートが左ポストを直撃。同38分には石原の左クロスをダイレクトボレーでFWハーフナー・マイクが合わせるも、左ポストに嫌られる。跳ね返りはGKランゲラックの背中に当たってゴール方向に飛ぶが、ランゲラックが何とかライン上で止めた。

 最後はDF新井一耀を投入するなどして守りを固めた名古屋は、何とか逃げ切りに成功。勝ち点13は最下位のままだが、新戦力の活躍に光、最下位からの巻き返しへ希望が見えてきた。

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