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新潟、監督交代も今季2度目の4連敗…完封勝利の栃木は2連勝で7戦無敗に

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[8.11 J2第28節 新潟0-3栃木 デンカS]

 J2リーグは11日、第28節を行った。デンカビッグスワンスタジアムではアルビレックス新潟栃木SCが対戦し、栃木が3-0で勝利した。

 新潟は成績低迷により、8日に鈴木政一前監督を解任。この試合は片渕浩一郎ヘッドコーチが暫定的に指揮を執る。前半11分、古巣対決のDF広瀬健太が左足シュート。前半終了間際には、左サイドからDF渡邊泰基が低い弾道のクロスを入れ、ニアに飛び込んだFW田中達也が合わせるが、決めることはできなかった。

 対する6戦負けなし(3勝3分)の栃木は前半24分、右CKを獲得すると、ショートコーナーを選択。FW浜下瑛が上げたクロスは相手にクリアされるが、PA内でトラップしたDFパウロンが素早く右足を振り抜き、ゴール左に突き刺して先制に成功した。

 さらに栃木は1-0で迎えた後半3分に追加点。FW大黒将志の技ありパスを受けたFW西谷和希のシュートは相手DFに防がれたが、こぼれ球を浜下が右足でゴール正面に決め、2-0とした。13分には、大黒が背後に飛び出してGKと1対1の状況を作ったが、左足シュートはGK大谷幸輝のファインセーブに阻まれた。

 後半9分にFW渡邉新太とMF梶山陽平を投入していた新潟は、最後の交代カードでMF河田篤秀に代えてFW矢野貴章を入れる。すると、22分にPA右からMF戸嶋祥郎が上げたクロスがDF服部康平の手に当たったPKを獲得。しかし、DF安田理大が右に蹴り込んだシュートはGK竹重安希彦に止められ、1点を返す絶好のチャンスを逃した。

 栃木は後半33分、安田のハンドによりPKを獲得。これを大黒が右足で豪快に蹴り込み、3-0と試合を決定づけた。そのまま試合はタイムアップ。栃木が2連勝で7試合負けなし(4勝3分)とした。一方の新潟は、今季2度目の4連敗を喫した。

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