日本人母を持つMFサイ・ゴダードが16日、新天地ベネベントのテストマッチで存在感を見せた。地元メディア『オットパージネ』などから一定の評価を得ている。

　ロンドン出身の21歳ゴダードは今夏、契約満了とともにトッテナムを退団し、出場機会を求めてセリエBベネベントに移籍した。16日には、エキップ・カンパーニアとのテストマッチ(7-1でベネヴェントが勝利)が行われたが、ゴダードは先発フル出場を果たし、まずまずの評価を受けた。

『オットパージネ』は、「ゴダードのテストは非常に良かった。若き日本人選手は、相手チームの守備陣を危機に陥れた。マークを外すパスや陶酔させるようなドリブルを見せ、素晴らしい評価を得た」と綴り、見る者を虜にしたことを伝えた。また『NTR24』も、「スタジアムの観客席を埋めたサポーターは、ファンタジーのあるゴダードのアシストや美しいプレーを見て楽しんだ」と好意的に報じた。

　なおベネベントは17日にローマでセリエA昇格組のフロジノーネとテストマッチを行い、27日にセリエB開幕戦のレッチェ戦に挑む。ゴダードのベネヴェントでの活躍は、今後も注目されるところだ。

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