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齋藤学の個人技炸裂!!湘南に3発逆転の川崎Fがベスト8進出

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MF齋藤学が川崎Fのベスト8進出を導く逆転ゴール

[8.22 天皇杯4回戦 川崎F 3-1 湘南 等々力]

 天皇杯JFA第98回全日本サッカー選手権大会の4回戦が22日に行われ、川崎フロンターレ(J1)はホームで湘南ベルマーレ(J1)に3-1で勝利した。前半15分に湘南のFW小川慶治朗に先制点を許したが、後半2分にオウンゴールで追いつくと、同9分にMF齋藤学が見事な個人技から逆転ゴールを奪取。同42分にはFW知念慶が自ら得たPKを決め、“神奈川ダービー”を制した。準々決勝は10月24日に開催される。

 川崎Fは開始から湘南のお株を奪う激しいプレッシングで攻勢をかける。左サイドバックに入ったDF鈴木雄斗やその前のポジションにいる齋藤が前線と絡んでゴールへ迫り、早くから得点の匂いを漂わせた。

 だが、押されていた湘南がワンチャンスを生かして先制に成功。前半15分、MF石原広教が左サイドのスペースにパスを出し、走り込んだFW鈴木国友がPA左外から左足で折り返す。ニアに勢いよく飛び込んだ小川が頭で合わせると、ゴール右角の内側に当たったボールがネットを揺らした。

 7月に神戸から期限付き移籍した小川は、加入後および今季公式戦初ゴールを記録。湘南は先制後、川崎FのFW赤崎秀平、齋藤、知念と立て続けに決定的なシュートを浴びるも、GK富居大樹がファインセーブを見せ、1点リードでハーフタイムを迎えた。

 追いかける川崎Fは後半2分にPA手前左でFKのチャンス。キッカーを務めた古巣対戦のMF下田北斗が左足でクロスを送ると、飛び込んだDF舞行龍ジェームズと競った湘南DF岡崎亮平に当たり、ゴールに吸い込まれる。主導権を握っていた川崎Fがいい時間帯に同点とした。

 さらに後半9分、鈴木が相手と競り合って流れたボールに齋藤が反応。ヒールで前方に蹴り出してPA内左に進入すると、MF藤田征也に体を寄せられた状態から左足で強引にシュートを放つ。好反応を見せたGK富居に触られるも、ボールの威力が勝ってゴール右へ。川崎Fに今季加入した齋藤にとっては待望の移籍後初得点となった。

 湘南は2失点目後にアクシデントで退いたDF島村毅を含め、後半20分までに3枚の交代カードを使い切る。同23分にはMF松田天馬と途中出場のFWアレン・ステバノヴィッチが至近距離から連続でシュートを打つが、GK新井章太が全てストップした。

 すると川崎Fは後半41分、知念がPA内左で岡崎に倒されてPKを獲得。同42分に自らキッカーを担った知念がゴール右に沈め、3-1とリードを広げる。湘南は惜しいシーンを作りながらも最後まで追いつくことはできず、4回戦敗退となった。

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