beacon

U-20W杯女王ヤングなでしこが優勝報告会、池田監督は選手たちへ「成功で終わることばかりではないが…」

このエントリーをはてなブックマークに追加

優勝報告会に臨んだ池田太監督

 フランスで開催されたU-20女子ワールドカップで優勝を果たしたU-20日本女子代表が帰国し、26日に優勝報告会を行った。

 24日、日本は初優勝をかけてスペインと対戦。グループリーグでは0-1で敗れた相手だったが、前半38分にMF宮澤ひなたが先制点を奪うと、後半にFW宝田沙織とMF長野風花が追加点。その後1点を返されたが、3-1で逃げ切り、“世界初の女子W杯3世代制覇”という歴史的偉業を達成した。

 選手21人と共に優勝報告会に臨んだ池田太監督は、「今日この日に、このトロフィーと一緒に帰国できたことを大変うれしく思います。そして、そのトロフィーを勝ち取ってくれた選手、スタッフを誇りに思います」と、“戦友”に感謝の言葉を贈った。

 指揮官曰く、U-20日本女子は「一言で言うと、元気がよく、ご飯もよく食べ、よく寝て、よくおしゃべりもして、そしてよくトレーニングをするチーム」だったという。そのエネルギーをピッチで発揮してもらうことに注力した池田監督は「立ち上げから一つ一つのキャンプ、AFCの大会を通じて選手たちは本当に成長してくれました。また、感謝の気持ちを忘れずに今まで過ごしてこれたと思っております」と彼女たちの成長に目を細める。

 今大会でこのカテゴリーの活動は終了。彼女たちは新たなステップに進むことになる。「今回のようにすべてが成功で終わることばかりではないと思いますが、そのときにも、明るさと努力と笑顔と感謝の気持ちをもって乗り越えて、素晴らしいサッカー人生、それぞれの人生を歩んでいっていただけたらと思っております」とエールを送った。

TOP