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MFデンプシーが現役引退、アメリカ代表の最多ゴール記録保持者

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現役引退を発表したシアトル・サウンダーズのMFクリント・デンプシー

 元アメリカ代表MFクリント・デンプシー(シアトル・サウンダーズ)が30日、現役引退を発表した。フルハムなどで挙げたプレミアリーグ通算57得点、アメリカ代表での通算57得点はいずれも同国史上最多記録となっている。

 元アメリカ代表のキャプテンを務めていたデンプシーは1983年生まれの35歳。同国の男子年間最優秀選手に3度選ばれ、代表通算57ゴールはFWランドン・ドノバンと並んでトップタイ。ワールドカップでもドイツ、南アフリカ、ブラジルで3大会連続ゴールを挙げている。

 クラブチームでは主にフルハムで活躍。184試合50得点を挙げ、2009-10シーズンにはUEFAヨーロッパリーグにアメリカ人として初めて出場し、クラブ史上初の準優勝に大きく貢献した。14年にアメリカに帰国してからも地区タイトルを獲得している。

 シアトル・サウンダーズの公式サイトを通じてコメントを発表。「これまでのチームメート、コーチ、スタッフに感謝したい。プロ選手としてのキャリアを築くことが夢だったし、続けることができて嬉しい」と感謝を伝え、各クラブの名前を挙げて「まるで家のような気持ちにさせてくれた。これからも忘れない」と述べている。

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