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横浜FMの窮地救った2ゴール!! FW伊藤翔「しつこいブマルのおかげ」

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2ゴールを決めた横浜F・マリノスFW伊藤翔

[9.1 J1第25節 横浜FM3-1柏 日産ス]

 勝って兜の緒を締めよ――。2ゴールを決めた横浜F・マリノスFW伊藤翔は柏レイソル戦の試合後、すぐに次節への意気込みを口にした。チームは3か月半ぶりのホーム白星をつかんだが、こんなところで満足するつもりはないようだ。

 日産スタジアムでは、5月3日の磐田戦(●1-3)以来4か月ぶりに先発した背番号16が、クラブの苦境を救った。勝ち点3差で残留を争うチーム同士の一戦、4-3-3の最前線で試合に入ると、まずは前半30分にスコアを動かした。

 鍵を握っていたのは「しつこいブマル」(伊藤)の存在だ。左サイドを突破したFWオリヴィエ・ブマルに合わせ、迷わず最終ラインと相手GKの間に飛び込む。「足だけ残してうまく当てられて良かった」と喜ぶと、「ブマルから『あそこに上げるから』としつこく言われていた。しつこいブマルのおかげです」と明かした。

 さらに後半33分には、相手の連係ミスにつけ込んだ。「あれはラッキーだった」。DFパク・ジョンス、GK桐畑和繁がお見合いするのを尻目に冷静なプレスでボールをプッシュ。「あの状況であのゴールが決まったのは大きかった。息の根を止めるゴールになったと思う」と笑顔で振り返った。

 とはいえ、過度に浮かれた様子は見せなかった。「勝てたことが何より。勝った試合の次に勢いに乗れないことが続いているので、次の試合も力を振り絞って勝ちたい」と述べれば、ハットトリックのチャンスがあったことについても「ハットしようがしまいが勝たないと意味がない。そこだけ見据えてやりたい」と勝利への渇望を示した。

 まだまだ順位表では14位にとどまり、降格の可能性がある16位との勝ち点差は『4』。「今日負けていたら恐ろしかった」(伊藤)とも言えるが、安心できるものではない。「下のほうのチームは勝ち続けるしかないし、これくらいで緩んでいたら意味がない」。レギュラー奪取の燃えるストライカーは、すでにこの先を見据えている。

(取材・文 竹内達也)
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