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[MOM2602]市立船橋DF長田京兵(1年)_「3原則」胸にライバル対決でファイトし続けた右SB

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市立船橋高の右SB長田京兵

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.1 Rookie League A group第9節 流通経済大柏高 1-1 市立船橋高 時之栖うさぎ島G]

 引き分けながらRookie League A group3位とU-16全国交流大会プレーオフ進出を決めた市立船橋高の木村直純コーチは「よくファイトしていました。PKも取ったし、活動量もあった。あの子のところでは分があったと思っています」と右SB長田京兵(1年)のプレーについて評価していた。

「(自分の武器は) 誰にも負けない運動量と切り替えの速さです。(3原則である)球際と切り替えと運動量だけは絶対に勝つという気持ちで、誰にも負けないという気持ちでやっていました」と長田。アグレッシブなアップダウンと球際の強度ある守りを見せる右SBはチームの推進力になっていた。

 この日対戦した流通経済大柏高は千葉県内のライバル。「相手が同じ千葉県内でずっとライバルとなっていく高校で絶対に負けられないし、どうしても結果を求められる試合」ということも右SBのエネルギーになっていた。

 走り抜いたが、試合は1-1で引き分け。試合後は無念の表情を見せて「自分たちもまだまだ足りないところが多い。あっちの方が力があるし、まだまだ自分たちは足りない。あと2年間どう変わっていくか」と引き締めていた。

 2日の桐光学園高戦から始まるプレーオフへ向けては「明日も結果を求められる試合で勝たないといけない。チーム全員が全国というひとつの目標に向かってやっていきたい。(個人的には)きょうよりも(3原則の)切り替え、球際、運動量、そして自分のストロングポイントである攻撃参加を増やしていきたい」とコメント。悔しい引き分けに終わったこの日以上に走ってチームに貢献する。

(取材・文 吉田太郎)
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