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ドルトムントは7発圧勝劇…途中出場の香川「どんな形であれ出ることが大事」

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シュートを狙うドルトムントMF香川真司

[9.26 ブンデスリーガ第5節 ドルトムント7-0ニュルンベルク]

 日本人対決となったブンデスリーガ第5節のドルトムントニュルンベルク戦は思わぬ大差で明暗が分かれる結果となった。とはいえ、勝利したMF香川真司も白星が決定的となってからの途中出場。ノーゴールに終わったが「どんな形であれ出ることが大事」と前を向いた。

 前半のうちに2点のリードを奪ったドルトムントは、後半早々にも2点を追加。後半17分、香川が投入された時点ではすでに4-0だった。「(出場は)別に決まってはいなかったけど、マルコ(MFマルコ・ロイス)も出ずっぱりだったので、代わるかなという感じはしていた」。

「もちろん5点目、自分で得点を狙いに行った。それだけは意識していた」と振り返ったように、シュート2本で追加点奪取にトライ。無得点に終わったが、「感触は悪くないのでしょうがない。シュートを打つことであったり、どんな形であれ出ることがチームとしても個人としても大事」と出場機会を得られたことを前向きに捉えた。

 今季はここまで3勝2分。好調が続いているようにも思われるが、「決してうまくいっているとは思わない」と見解を示す。「まあ監督が代わって、選手も代わって、最初うまく行かないのは当然。それをうまく修正しながら忍耐強くやっていく」と述べ、さらなる伸びしろを残していると考えているようだ。

 そんな熟成途中における7-0完勝劇。「若い選手も多いし、大量得点で勝つことは大きな自信につながる」とチーム全体に気持ちを向けた29歳は「非常に大きな勝利だし、これを自信にして次につなげたい。うまく戦い続けなきゃいけないし、成長し続けなきゃいけないので、忍耐強くやっていく必要がある」と先を見据えた。

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