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サウサンプトン専門メディアが吉田麻也の起用を提言「ベステルゴーアのパートナーにふさわしい」

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先発復帰に期待が集まるサウサンプトンDF吉田麻也

 イギリス『セインツ・マーチング』は、調子を落とすDFベスレイ・フートに代え、DF吉田麻也を起用すべきと提言した。

 昨夏にラツィオからサウサンプトンに加入したフート。しかし移籍以降、時折好パフォーマンスを見せるものの、安定性のないプレーはしばしば議論の的となり、低調に陥るチームの原因の一つとしても考えられている。それでも、マウリシオ・ペジェグリーノ前監督とマーク・ヒューズ監督からの評価は高く、レギュラーとして試合に出続けている。

 しかし、先日のリバプール戦で不運な形からオウンゴールを喫したフートの先発落ちに関する議論が過熱。センターバックに多くのタレントを揃える同チームが代役の選手を起用する適切なタイミングがやって来たと考えられている。

 これを受け、同メディアはロシア・ワールドカップで躍進した日本代表に大きく貢献した吉田や昨シーズン終盤から好プレーを続けるDFヤン・ベドナレクの出場機会が十分ではないことを指摘。中でも、吉田について「ヒューズが経験の少ないベドナレクを起用するリスクを冒したくはないのなら、ベステルゴーアとともにマヤ・ヨシダを起用することがより理にかなっている」と提言した。

 さらに「日本代表選手はセインツの他のオプションと同様にフートよりもボールを扱えるディフェンダーだ。それゆえベステルゴーアのパートナーとして相応しい選手」と評価し、29日のWBA戦からでもチャンスを与えるべきだとした。

 6試合を終えて1勝2分け3敗の14位とスタートダッシュに失敗したサウサンプトン。このままでは昨シーズン同様に残留争いに巻き込まれる可能性が高い状況であり、ヒューズ監督はフートを外して、吉田やベドナレク、DFジャック・スティーブンスといった選手たちを起用する決断を下せるのだろうか。

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