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「どこかで力に…」15戦ぶり白星貢献の山口DF楠本卓海がプロデビュー戦で初ゴール!

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9.30 J2第35節 横浜FC 2-3 山口 ニッパツ]

 レノファ山口FCのDF楠本卓海が巡ってきたチャンスを活かし、攻守で結果を残した。

 今季、東京国際大から加入するもここまで出場はなかった楠本。この試合でスタメンに入り、念願のプロ初出場を果たすと、1-1で迎えた後半16分に勝ち越しゴールを挙げる。右サイドのFKからFWジュリーニョがゴール前に蹴り込んだボールを頭で合わせ、デビュー戦で初ゴールを記録した。

 さらに本職の守備も光った。182cmの楠本が190cmのFWイバに対して体を張って守るなど、相手のチャンスをことごとくつぶした。すると、チームは後半37分に相手のセットプレーからカウンターを仕掛けて3-1。終了間際に1点を返されたが、3-2で逃げ切って、6月16日のJ2第19節・徳島戦以来、15試合ぶりの白星を飾った。

 デビュー戦も緊張はなかったという楠本は、試合終了後のインタビューで「チームが苦しい状況だったが、絡めていなかったので、どこかで力になりたいと思っていた。こうやって(霜田正浩)監督からチャンスをいただいて、結果を出せたのはうれしい」と素直に喜んだ。

「今週、横浜FC対策としてイバとレアンドロ(ドミンゲス)のところを監督からも言われていた。そこのイメージは1週間ずっと持っていた。イメージ通りできて良かった」

 プロとして最高のスタートを切った22歳ルーキー。「あのようにデカかったり、強かったり、速かったりするFW陣をつぶしていって、自分ももっともっと上にいけたらいい」と今後に向けて意気込みを語った。

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