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内田篤人が劇的決勝弾!! “日本勢最後の砦”鹿島、AT大逆転で初のACL決勝に王手

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劇的な決勝ゴールを決める鹿島アントラーズDF内田篤人

[10.3 ACL準決勝第1戦 鹿島3-2水原三星 カシマ]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は3日、準決勝第1戦を行い、日本勢で唯一勝ち残っている鹿島アントラーズはホームで水原三星(韓国)と対戦した。序盤に2失点を喫したが、後半アディショナルタイムにDF内田篤人の劇的な逆転ゴールが決まって3-2で勝利。クラブ史上初のACL決勝進出をかけた第2戦は24日、敵地の水原ワールドカップ競技場で行われる。

 鹿島は9月29日に行われたJ1第28節の神戸戦(○5-0)から先発6人を変更。MFレオ・シルバが累積警告で出場停止となり、内田、DF山本脩斗、DFチョン・スンヒョン、MFセルジーニョ、MF三竿健斗、MF遠藤康が新たにスタメン入りした。[スタメン&布陣はコチラ]

 試合は立ち上がりから激しく動いた。前半2分、水原三星はFWイム・サンヒョプの突破から右CKを獲得し、MFヨム・ギフンが左足で鋭いボールを供給。ニアサイドでイム・サンヒョプが軌道を変えると、クリアを試みた内田に当たったボールがゴールラインを越え、オウンゴールで先制点が入った。

 さらに前半6分、鹿島は左サイドでイム・サンヒョプと競り合った山本のクリアミスからピンチを招くと、FWデヤン・ダムヤノビッチの突破を許してしまう。そのままPA内右寄りを抜け出され、強烈なシュートがGKクォン・スンテに当たってゴールイン。早くも2つのアウェーゴールを献上する形となった。

 序盤は水原三星の激しいプレッシャーに苦しめられた鹿島だったが、2点を先取した相手の出足が緩くなり、徐々にチャンスをつくれるようになる。すると前半21分、右サイドを突破したMF永木亮太のパスをセルジーニョがうまくおさめ、中央にクロスを配給。これにFW鈴木優磨が鋭く反応し、DFチャン・ホイクのオウンゴールを誘った。

 水原三星は最終ラインに5枚を並べ、後方を重くした布陣で守るシステムだが、中盤で数的優位を保った鹿島がその後も攻め立てる。ところが前半終了間際には、直前にビッグセーブを披露したクォン・スンテが小競り合いで相手選手に頭突きし、イエローカードが提示されるという荒れた展開を見せた。

 後半の入りから勢い良く相手陣地に攻め入った鹿島は2分、MF遠藤康と鈴木との連係から内田がPA内に切れ込み、相手DFに後ろから倒されたが、PKを告げるホイッスルは鳴らず。微妙な判定に阻まれた鹿島は同11分、MF安部裕葵に代わってMF安西幸輝をピッチに送り込んだ。

 その後は中盤での対人戦が目立つ一進一退の攻防が続いく。水原三星は後半26分、イム・サンヒョプに代えてFWハン・ウィグウォンを投入すると、鹿島は同27分、永木に代わってMF土居聖真を起用。フォーメーションを中盤ダイヤモンド型の4-1-3-2に変更した。

 鹿島は前掛かりなシステムから相手の攻撃を受ける場面もあったが、DF犬飼智也とチョン・スンヒョンのセンターバックコンビに加え、アンカーの三竿が的確なポジション取りで決定機をつくらせず。後半36分にはセルジーニョの強烈なミドルシュートがGKシン・ファヨンを襲った。

 水原三星は後半37分、ピッチに倒れ込んだMFパク・チョンウに代わってMFチェ・ソングンを投入。鹿島も最後の交代カードを使い、遠藤に代えてDF西大伍を前目のポジションに入れた。すると直後の同39分、右サイドを突破した西のクロスにセルジーニョが合わせ、土壇場で同点に追いついた。

 勝ち越しを期待して最高潮のムードを演出する鹿島サポーター。エースの鈴木にはゴールを促すチャントが送られた。すると後半アディショナルタイム、セルジーニョのFKのこぼれ球に合わせた内田が右足でねじ込む決勝弾。最後の最後で大逆転を果たした鹿島が初のACL決勝に向けて大きく前進した。

(取材・文 竹内達也)
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