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鹿島、初のACL4強入り!!2戦合計5-0で天津粉砕

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鹿島は第1戦に続いてFWアレシャンドレ・パトを封じた

[9.18 ACL準々決勝第2戦 天津権健0-3鹿島 マカオ]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は18日、準々決勝第2戦を行い、日本勢で唯一ベスト8まで勝ち上がった鹿島アントラーズは中立地のマカオで天津権健(中国)と対戦し、3-0で快勝した。2試合合計5-0とし、クラブ初の4強入りが決定。準決勝では水原三星(韓国)と全北現代(韓国)の勝者と対戦する。

 ホームでの第1戦に2-0で先勝した鹿島は14日のJ1湘南戦(2-1)から先発5人を入れ替え、FW鈴木優磨、MFレオ・シルバ、DF内田篤人、DF犬飼智也、DF山本脩斗が公式戦2試合ぶりに先発復帰。すると立ち上がりのセットプレーで先制に成功し、価値あるアウェーゴールを奪った。

 前半13分の右CK。MF遠藤康が左足でゴール前に蹴り込むと、相手GKの前にポジションを取ったFWセルジーニョがフリーになり、ヘディングシュートを叩き込んだ。ホームでの第1戦で来日初ゴールを決めたセルジーニョはACL2戦連発。直近の公式戦6試合で4得点目となった。

 2試合合計3-0とし、たとえここから3失点して3-3になってもアウェーゴールの差で勝ち抜けが決まる鹿島。圧倒的に優位な立場に立ち、その後も落ち着いてゲームを進めた。

 前半24分、天津は波状攻撃からFWアレシャンドレ・パトがミドルシュートを放つも、ゴールライン上の内田がクリア。ファインプレーでピンチを救った右サイドバックはその直後に追加点をアシストする。前半27分、右サイドをドリブルで駆け上がった内田がマイナスに折り返し、MF安部裕葵が豪快に蹴り込んだ。

 2-0とリードを広げ、2試合合計スコアは4-0に。鹿島はここから5失点しない限り、準決勝進出が決まる展開となった。後半15分、レオ・シルバがイエローカードを受け、累積により準決勝第1戦の出場停止が決定。それでも同21分、途中出場のMF土居聖真がセルジーニョとのワンツーでPA内に走り込み、左足でゴール左上隅に叩き込んだ。

 3-0とダメを押した鹿島は2試合合計5-0で天津を圧倒。クラブ初のベスト4進出を決め、悲願のアジアタイトル獲得へまた一歩前進した。10月に行われる準決勝の相手は水原三星または全北現代。明日19日に行われる韓国勢対決でベスト4が出そろう。

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