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飲酒運転のロリス、1か月ぶり復帰で失点に絡むも前向き「私生活では問題が起こったが…」

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公式戦に復帰したGKウーゴ・ロリス

 飲酒運転で有罪判決を受けたトッテナムGKウーゴ・ロリスが騒動後、初めて公式戦に復帰した。

 フランス代表の正守護神としてロシアW杯制覇に貢献したロリスは8月24日、飲酒運転で現行犯逮捕され、20か月間の免許停止、5万ポンド(約720万円)の罰金処分が科された。その3日後に行われたプレミアリーグ第3節マンチェスター・ユナイテッド戦に出場し、3-0の快勝に貢献したが、太ももを負傷して戦線を離脱していた。

 3日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第2節バルセロナ(スペイン)戦(2-4)に出場。公式戦7試合ぶりの復帰となったが、開始1分32秒後に判断ミスから失点。FWリオネル・メッシがセンターサークル内からスルーパスを供給すると、左サイドを駆け上がったDFジョルディ・アルバに対応したロリスはゴールを空けて不用意に飛び出してしまう。アルバはマイナスのパスを入れ、MFコウチーニョに先制点を決められた。

 英『フォー・フォー・トゥー』はロリスのコメントを伝えている。自身のパフォーマンスと“ピッチ外”の騒動を受けて、「私生活ではいくつか問題が起こったが、最も重要なのはサッカーに集中することだ。残念ながら負傷してしまったが、できるだけ早く、強くなれるようにベストを尽くしたよ」と前を向いた。

「こういう試合に戻ってくるのは容易ではないが、ベストを尽くした。復帰して自信をつけ、元のレベルに戻っていくことが重要だ。競争に戻ってから最も重要なのは実戦を繰り返し、100%に戻すことだ」

「チームに復帰できていい気分だ。もっと良い試合になると期待していたけどね。バルセロナは格上に感じられたが、我々はベストを尽くした。特に後半のパフォーマンスを誇りに思っている。自分たちのサッカーをしたが、相手は世界最高のチームのひとつだ。メッシは非常に雑しい相手だよ」

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