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レイプ疑惑のC・ロナウド、弁護団が反撃を準備…事件当時の背景がカギに?伊紙報道

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FWクリスティアーノ・ロナウドの弁護団がレイプ疑惑の払拭へ向けて立ち上がった

 レイプ疑惑のスキャンダルに見舞われているユベントスのFWクリスティアーノ・ロナウドについて、担当弁護士らが反撃の準備を進めている。イタリア紙『トゥット・スポルト』が8日、報じている。

■C・ロナウド弁護団の視点

 先日から報道されているように、2009年のレイプ疑惑への嫌疑がかけられているC・ロナウド。被害者とされるアメリカ人女性のキャサリン・マヨルガさんが同選手からの被害を告発し、和解を無効にすると主張したことで、アメリカ・ラスベガス警察も捜査の再開を発表した。C・ロナウドはこの件を全面的に否定しており、できる限り早く疑念を払拭できるようポルトガル代表FWの弁護団が反論の準備を進めている。

 まず、事が起きたとされる2009年6月時点でのマヨルガさんの人物像にフォーカスを当てている。当時、モデルを志望していたマヨルガさんは、ラスベガスの複数の飲食店においてイメージガールを務めており、その美貌を武器に店に客を引き寄せては、店内で客を楽しませていたとされる。C・ロナウド弁護団はこのような背景が弁護の上で重要になると見ている。

 またマヨルガさんの翌日の行動が不可解であるとも指摘されている。性的暴行が起きたとされる数時間後、警察で被害届を提出しているが、なぜかC・ロナウドの名前を告げていない。だがその後、損害賠償を専門とする弁護士にすべてを明かした上で、直後にC・ロナウド関係者と連絡を取っている。弁護団によれば、この一連の流れに矛盾が見られるという。

 ポルトガル出身のスーパースターに降って湧いたスキャンダルに、母国のアントニオ・コスタ首相も擁護する発言をしている。

「推定無罪と呼ばれるものがあることを皆、理解すべきだ。C・ロナウドはプロフェッショナルであり、偉大なサッカー選手でありスポーツ選手だ。彼はポルトガルに栄光や大きな名声をもたらした。これは確かなことだ。クリスティアーノのイメージが決して汚されることのないことを皆、願っている」

 元レアル・マドリーFWをめぐるスキャンダルの行方は、今後も注目されるところだ。

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