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11連勝のアーセナル、しかしエメリ監督は冷静に「負けが来ることも覚悟」

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記録更新のチャンスにもウナイ・エメリ監督は冷静

 FWダニー・ウェルベックのゴールにより、スポルティング・リスボンを打倒したアーセナルは、自身の持つ連勝記録にまた一歩近づいた。英『ミラー』は26日、ウナイ・エメリ監督がハーフタイムに投げかけた言葉を紹介している。

 アーセナルはUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループリーグ第3節でS・リスボンと対戦。ウェルベックが後半32分に決勝弾を挙げ、EL制覇の道を順調に進んでいる。加えて、アーセナルはあと3連勝で、1987年に自身が打ち建てた連勝記録に並ぶことになる。しかし、エメリ監督は歴史をつくるまでの道のりは長いと、選手たちに警告する。

「あと3試合で記録更新? 私たちは次のクリスタル・パレス戦のことしか考えていない。サポーターたちとともに、ひとつひとつの試合を楽しんでいきたい」

「クリスタル・パレス戦では勝ち点3を取ることを考えている。だがあそこで勝つのは非常に難しい。もちろん勝ち続けたいと思っているが、どこかで負けがくることも覚悟している」

 S・リスボン戦での試合の入り方は悪く、指揮官はチームに活気を与えるべく、ハーフタイムに選手たちに喝を飛ばしたことを明かしている。

「試合前にも私たちの目標は伝えていた。ハーフタイムではそのことを強く念押しした」

「前半45分は自分たちの試合ができなかった。だがまだ後半戦が残っていた。この試合に勝つこと、そしてパフォーマンスを向上させることしか考えていなかったよ」

「そして私たちはやり遂げた。前半戦のような内容を改善するべく、これからも解決策は探し続けていく必要がある」

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