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米子北が5-0で鳥取9連覇達成!09年12月から続く県内公式戦無敗も更新

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米子北高が鳥取9連覇を達成

[10.27 選手権鳥取県予選決勝 米子北高 5-0 八頭高 とりスタ]

 第97回全国高校サッカー選手権鳥取県予選決勝が27日に行われ、米子北高八頭高を5-0で下し、9年連続14回目の出場を決めた。

 米子北は立ち上がりから運動量と球際の強さで八頭を圧倒し、FW岡田大和(2年)とFW崎山友太(1年)の2トップが再三ゴールに迫った。主将のCB角秋育(3年)を中心とした八頭の粘り強い守備に苦しめられたものの、前半17分にスコアを動かす。左サイドからDF田中秀磨(2年)がロングスローでニアサイドまで投げ入れると、﨑山が相手DFの前に入ってヘディングシュート。これがGKの頭上を破って決まり、先制点となった。

 さらに前半21分には、敵陣での相手のクリアをヘディングでつなぎ、崎山がヘッドで右サイドのスペースに送ったパスにMF後藤佑也(2年)が反応。エリア内右サイドから右足を振り抜いて逆サイドのネットに突き刺し、早くもリードを2点に広げた。

 八頭は後半開始からFW田村大志(3年)に代えてMF山本龍生(3年)を投入すると、こぼれ球への反応が良くなり、米子北陣内に攻め入る時間が増えた。2011年度の県予選決勝で両校が対戦したときは、前半で米子北が2-0としたものの、後半に反撃に転じた八頭が2-2に追い付き、その後も押し気味に試合を進めている(結果は終盤に3点目を奪った米子北が3-2で勝利)。1点入れば、当時と同じ流れになるかもしれない予感が漂っていた。

 だが米子北は後半13分、MF高橋諒(3年)が右サイドからセンタリングを送ると、ニアサイドに飛び込んだ崎山がスライディングしながら右足で合わせて3点目を奪い、再び主導権を握る。後半34分にはゴール前左サイドでFKを得ると、「こっそり自主練習していて、ああいう場面が来たら狙おうと思っていた」というDF阿部優貴(3年)が、鮮やかにゴール左上に蹴り込んで4点目。アディショナルタイムの後半40+1分にはゴール前のこぼれ球を岡田が蹴り込み、ゴールラッシュを締めくくった。

 八頭は7年ぶりの県予選決勝進出で初の全国大会出場を狙ったが、後半立ち上がりの良い時間帯に得点を奪えず、終盤に突き放されて大敗。穐山健一監督は「ハーフタイムに修正して、得点を狙って勝ちにいった。次の1点を取れば流れは変わると思っていたので、3失点目が大きかった」と振り返った。それでも穐山監督は「今年の3年生は1年生のときから頑張って、成長したと思う。そういう背中を見て1年生、2年生が来年、もう一度このピッチに立ってリベンジできるように、また1からスタートしたい」と未来に目を向けた。

 米子北は、2009年12月から続いている県内公式戦の無敗を更新し、順当に9年連続出場を決めた。昨年度の全国大会では同校史上最高となるベスト8まで勝ち進んだが、城市徳之総監督は「全国で大きな結果が出ているわけではないので、まず1つ勝って、現地で正月を迎えたい」と一戦必勝を強調。ゲームキャプテンを務めた阿部も「いまの力では全国大会では通用しない。チームが一つになり、ディフェンスラインから強化していきたい」と本番を見据えていた。

(取材・文 石倉利英)
●【特設】高校選手権2018

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