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[関西]得点ランクトップFW林大地が2得点!首位・大体大は5年ぶり優勝に王手:後期第9節

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大体大FW林大地が2得点を挙げた

第96回関西学生サッカーリーグ1部


 第96回関西サッカーリーグ1部の後期第9節が10日に行われた。首位・大阪体育大は3位・関西大に3-1で勝利。2013年以来の優勝に王手をかけた。

 首位・大体大は前半39分、得点ランクトップのFW林大地(3年=履正社高)が先制点を挙げ、前半終了間際にはFW大田賢生(4年=星稜高)の追加点でリードを広げる。後半12分に林大がこの試合2点目で3点差とすると、関大に終了間際に失点を食らうが、そのまま逃げ切った。

 2位の関西学院大は7位・京都産業大に1-0で勝利。後半38分、MF山本悠樹(3年=草津東高)のパスからMF中野克哉(4年=京都橘高/京都内定)が左足シュートを沈め、2試合ぶりの白星を手にした。関学大は今節の勝利で4位以上が確定。全日本大学選手権(インカレ)出場権を獲得した。

 首位・大体大と2位・関学大の勝ち点差は残り2試合で「4」に。次節に大体大が勝利すると無条件に優勝が決定する。敗れても、関学大が敗れた場合は大体大の優勝となる。

 4位・びわこ成蹊スポーツ大と5位・桃山学院大との対戦は、インカレ出場圏内の境目となる直接対決に。すると序盤から桃山大が猛攻を仕掛け、前半2分にFW小松光樹(4年=立正大淞南高)が、同13分にはMF佐藤碧(3年=大分高)が得点を挙げる。さらに同45分にはFW毎熊晟矢(3年=東福岡高)がゴールを決め、3-0とリードを広げた。

 びわこ大も後半にゴールを狙い、後半44分にはFW小畑翔太郎(3年=広島工高)が1点を返すも、そのまま試合終了。桃山大が3-1で勝利し、順位逆転に成功した。

 6位・阪南大は11位・同志社大と対戦し、後半4分にMF濱野雄太(4年=作陽高)がヘディングシュートを決めて1-0で勝利。8位・立命館大は最下位・甲南大を4-1で破った。

 9位・大阪学院大と10位・近畿大の対戦は激しい打ち合いに。大院大は1-2で迎えた後半12分にFW井上泰斗(3年=C大阪U-18)が同点弾を決めるが、同30分には近大に再び勝ち越しを許す。しかし、同37分、39分に井上が怒涛の2連弾。劇的勝利で勝ち点3を積み上げた。

 2試合を残して優勝争いは首位・大体大(勝ち点48)、2位・関学大(勝ち点44)の2校に絞られた。上位4校のインカレ出場権は残り2枠が未決定。3位・関大(勝ち点40)、4位・桃山大(勝ち点38)、5位・びわこ大(勝ち点37)の争いとなる。

 一方、残留争いも佳境に突入。1部は9位・10位が2部Aの3位・4位と入れ替え戦に臨み、11位・最下位は自動降格となる。甲南大は最下位が確定。10位・近大、11位・同志社大も9位以下が確定したため、下位2チームの自動降格圏を脱出しても入れ替え戦に臨むことになった。9位・大院大は残留圏8位以上に上がる可能性を残している。

【後期第9節】
(11月10日)
[アクアパルコ洛西]
阪南大 1-0 同志社大
[阪]濱野雄太(49分)

びわこ成蹊スポーツ大 1-3 桃山学院大
[び]小畑翔太郎(89分)
[桃]小松光樹(2分)、佐藤碧(13分)、毎熊晟矢(45分)

[キンチョウスタジアム]
関西学院大 1-0 京都産業大
[関]中野克哉(83分)

大阪体育大 3-1 関西大
[大]林大地2(39分、57分)、大田賢生(45分+1)
[関]澤嵩明(90分+1)

[高槻市立萩谷総合公園サッカー場]
立命館大 4-1 甲南大
[立]築山隼(19分)、藤井智也(32分)、大西勇輝(55分)、延祐太(81分)
[甲]木村太哉(22分)

大阪学院大 4-3 近畿大
[大]伊集院雷(36分)、井上泰斗3(57分、82分、84分)
[近]粟飯原尚平(1分)、オウンゴール(15分)、多田将希(75分)


順位
チーム
勝点
試合
得点
失点
得失
1
51
22
16
3
3
48
16
+32
2
50
22
16
2
4
52
23
+29
3
46
22
14
4
4
43
28
+15
4
41
22
12
5
5
51
29
+22
5
37
22
11
4
7
41
24
+17
6
33
22
10
3
9
40
32
+8
7
26
22
7
5
10
36
40
-4
8
26
22
7
5
10
25
31
-6
9
22
22
6
4
12
38
46
-8
10
20
22
6
2
14
37
46
-9
11
15
22
4
3
15
24
47
-23
12
8
22
2
2
18
19
92
-73


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