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「勝って泣きそうになったことは…」指揮官に心酔する東京V林陵平、歓喜のPO初戦突破

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ゴール裏にガッツポーズを見せる東京ヴェルディFW林陵平

[11.25 J1参入プレーオフ1回戦 大宮0-1東京V NACK]

 試合途中でピッチを退いたが、勝利が決まるとベンチ前で豪快なガッツポーズ。1トップで先発出場した東京ヴェルディFW林陵平は「今までサッカー選手をやってきて、勝って泣きそうになったことはなくて。でも、今日は泣きそうになりました」と感慨深そうに振り返った。

 9年ぶりに東京Vに復帰した今季、古巣の名門クラブは変革期を迎えていた。「ロティーナ、イバンの教えはすごい」(林)。就任2年目のロティーナ監督は、イバン・パランココーチとの二人三脚でポゼッション戦術を熟成。夏場以降の好調で着実に勝ち点を積み重ねると、2年連続でJ1参入プレーオフへの出場権をつかんだ。

 そうして迎えた大宮との1回戦、優勢だった序盤に得点を奪えずにいると、後半途中にMF内田達也が2枚目の警告で退場。1点を奪う必要がある中で数的不利の戦いを強いられた。だが、チームは冷静だった。「端から見たら難しい展開かもしれないけど、ボールは動かせていたし、ピッチ内ではまだできると思っていた」(林)。

 その自信は、これまで積み重ねてきた戦術が支えていた。「ポジションを守って、数的優位をつくるという動きをやってきた。それを10人になっても、11人の相手にやれた」。ピッチ全体に効率的に選手を並べ、立ち位置で優位に立つという戦い方に疑いはなく、「やるべきことをしっかりやろう」と意思統一できていたようだ。

 セットプレーで先制点を奪った東京Vは、効果的な選手交代も駆使して相手の猛攻をシャットアウト。J1昇格への第一関門を突破した。「この1勝はすごく大きい。これから2連勝が必要だし、難しいことは分かっている。だけど一つ一つ、ロティーナとイバンのやりたいサッカーをやっていきたい」。終盤に主力の座を勝ち取った背番号11は、迷わず前に進もうとしている。

(取材・文 竹内達也)

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