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前節初得点、冨安健洋の鉄人ぶりにベルギーメディアが注目「現象になりつつある」

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ゴールを挙げた鎌田大地冨安健洋

 ベルギー・ジュピラーリーグ第16節シント・トロイデンvsアンデルレヒトは、鎌田大地の1ゴール、冨安健洋の移籍後初ゴールなどにより、4-2でシント・トロイデンが勝利を収めた。国内屈指の強豪撃破に貢献した日本人選手の活躍に、現地メディアも舌を巻いている。

 ベルギーメディア『HET BELANG VAN LIMBURG』はシント=トロイデンに所属する日本人選手にスポットを当て、次のように伝えた。

「急に日本人選手が増え、シント・トロイデンにおける日本の影響力に懐疑的な見方が当初あった。だが、それは今や完全に沈静化している」

「小池裕太と関根貴大はまだ結果を残すことができていない。遠藤航は負傷で欠場となった。その一方で鎌田大地は強烈なインパクトを残し、188センチのセンターバック、冨安健洋も期待を上回る活躍を見せている」

 記事では冨安の奮闘ぶりに注目し「冨安は日本代表の帯同中に負傷し、戻ってきて時差ボケがあったにも関わらず、彼はカナリアス(シント・トロイデンの愛称)で最初のゴールを決めた。まさに“現象”となりつつある」と報じている。

 シント・トロイデンは16試合を消化し、勝ち点27で5位。鎌田にいたっては加入後10試合9ゴールを記録するなど、突出した決定力を見せている。また、今回はここまでリーグ戦全試合でフル出場を続けている冨安の鉄人ぶりにスポットを当てた形に。

 冨安の写真を大きく紹介し「(アンデルレヒトの)イヴァン・サンティニと戦った後、冨安は土曜日にディウメルシ・ムボカニ(ロイヤル・アントワープ)とマッチアップする」と紹介。12月1日、シント・トロイデンは次節2位アントワープとのアウェー戦に挑む。

 同チームには鎌田、冨安、遠藤、関根、小池とトップチームに5人の日本人選手が在籍している。このままジュピラー・リーグでタイトル争いに絡むことができるのか、今後も躍進が期待されるところだ。

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