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元ミランSDが次々と告白「C・ロナウド獲得交渉があった」「ボヌッチ主将は間違い」

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元ミランSDのマッシミリアーノ・ミラベッリ氏

 7月までミランのSD(スポーツディレクター)を務めていたマッシミリアーノ・ミラベッリ氏が、イタリアメディア『スポルトイタリア』のインタビューに応じ、過去のエピソードを明かしている。

 ミラベッリ氏は昨年4月、リー・ヨンホン氏率いる中国資本のミランにおいてSDに就任すると、ユベントスからイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチを獲得するなど大型補強を敢行した。ベテランのボヌッチはミランのキャプテンマークを託され、若手主体のチームにおいて中心的役割を果たしたが、わずか1年で古巣ユーベへと戻っていった。ミラベッリ氏はボヌッチに主将の座を任せたことは間違いであったと主張している。

「レオナルド・ボヌッチにキャプテンマークを渡したのは間違いだった。彼が悪い青年というわけではない。だが単純にミランでの経験がより長く、相応しい選手が他にいたということだ」

 続いてミランの元SDは、昨夏の移籍市場についても言及。自身は下部組織出身のFWピエール・エメリク・オーバメヤンの獲得を目指していたが、当時の指揮官ビンチェンツォ・モンテッラの意向が優先されたと強調した。また今夏、ユベントスに加入したFWクリスティアーノ・ロナウドとの交渉があったことを明かした。

「私が設定したFWの第一候補は常にオーバメヤンだった。彼と我々との関係は誰もが知っていることだと思う。(当時所属していた)ドルトムントの要求額が高く、交渉は複雑ではあったが、あの夏、彼とは何度も面会した。だが同時にモンテッラの要望も聞かなければならなかった。彼はニコラ・カリニッチを筆頭候補としていた」

「我々が交渉していた選手は他に(カリム)ベンゼマや(アルバロ)モラタ、(ゴンサロ)イグアイン、(チーロ)インモービレら4人もいる。いや、もっと言ってしまおう。我々はC・ロナウドにもかなり近づいていた。友人である(代理人のジョルジュ)メンデスに交渉を打診していた。リー・ヨンホンも納得していたのだが、オーナーグループにやや止められる形になった」

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