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リバウド「2強時代に終止符を打ちたかったからでは」モドリッチのバロンドール受賞に懐疑的な見方

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2大スターが受賞できなかったことはアンフェアだと元ブラジル代表FWが話した

 2018年のバロンドールはユベントスFWクリスティアーノ・ロナウドが獲得すべきだったと、元ブラジル代表のリバウド氏が語った。

 2008年からバロンドール受賞者はバルセロナFWリオネル・メッシかC・ロナウドのどちらかとなっていたが、それも2018年で終焉。3日に発表された2018年のバロンドールは、今年の個人タイトルを総なめにするレアル・マドリーMFルカ・モドリッチの手に渡り、2強時代にピリオドが打たれた。

 モドリッチの受賞に対してネガティブな意見も多い中、1999年に同賞を受賞したリバウド氏は『Betfair』で自身の見解を明らかにした。「この件についてコメントするのはいつも難しい。モドリッチはチャンピオンズリーグで優勝したり、クロアチアをワールドカップ決勝にまで導いたりと2018年は最高のシーズンを送った」

「しかし、私が1人を選ぶとすれば、C・ロナウドに票を投じるね。彼は多くのゴールを挙げ、ユベントス戦では最高のゴールを決めるなどチャンピオンズリーグ制覇に貢献した。それに、ワールドカップではスペイン代表戦でのハットトリックを含む4ゴールを挙げた。だから誰よりもこの賞に相応しいと私は信じている」

「そして、リオネル・メッシ。彼は最低でもトップ3には入るべきだった。正直言って良いシーズンを送ったC・ロナウドとメッシが受賞できなかった理由が、私には分からないよ」

「C・ロナウドに関してはユベントスへ移籍したことが受賞を逃した要因になったと言っている人もいるが、私は同意できない。C・ロナウドからメッシ、メッシからC・ロナウドという流れに終止符を打ち、新たな名前を歴史に刻みたかったから、彼らは受賞できなかったと考えている。クラブで決定的な仕事をした2人が外れたことはアンフェアだと思う」

 2018年のバロンドールでC・ロナウドは2位に入ったものの、メッシに至っては2007年以降トップ3を逃したのは初めてのことで、投票結果は5位に終わっている。

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